Practice 0

Practice 1 on this page are for HARK Ver.3.5.0 or later.

Goal and Agenda of Practice0

  • 目的
    • HARK動作環境の構築
  • 内容
    • Ubuntuを起動
      • Macの方：UTM から Ubuntu を起動
      • Windowsの方：VMware から Ubuntu を起動
    • マイクアレイTAMAGOの接続確認
    • HARK Designer の基本的な使い方
    • TAMAGOでの接続テスト
  • 第22回HARK講習会用のファイル一式の URL
    • Virtual Machine: 20231116_HARK_TUtorial_2023_for_Windows.7z （他に，for IntelMac, M1M2Macがある）
    • 講習会テキスト: 20231117_HARK_Tutorial_2023_allo.pdf
    • その他の資料（準備等）

1-1. MAC: UTMからUbuntuを起動

  1. ダウンロードしたファイルを任意のパスに配置する
  2. ファイルを7-zipで直下に展開する
    3. 7z x ./HARK_Tutorial_2023_arm64_alpha.7z
  3. Linux.utm ができているかを確認
  4. Linux.utm を Finder 上からダブルクリック
    または，UTM アプリで File ⇒ Import Virtual Machine
  5. 仮想マシンが起動したら，ログイン　(passwordはIDと同じ）

1-2. Windows: VMwareからUbuntuを起動

  1. VMWare Workstation<を起動/li>
  2. 「仮想マシンを開く」をクリック/li>
  3. HARK_Tutorial_2023.vmx を開く
  4. HARK_Tutorial_2023の詳細画面が表示されたら 「▶ 仮想マシンの再生」をクリック
  5. 仮想マシンが起動したら，ログイン　(passwordはIDと同じ）

マイクアレイTAMAGOの接続確認

  1. TAMAGOをUSB端子に接続
  2. 次のウィンドウがポップアップしたら，仮想マシンに接続を選択し，HARK_Tutorial_2023を選択
    3. USB inquiry
  3. マイクの設定チェック
    1. 右上のスピーカーマークがグレーアウトしている場合は，右クリック▶ 接続
    2. 右下に緑丸がついていれば，マイクは接続済み
      3. マイクの接続
  4. ターミナル（端末）を開く
  5. arecord -l を入力し，"TAMAGOXX" が認識できれば，接続OK
    6. マイクデバイスの表示
  6. TAMAGOのデバイス名か番号は，これから使うので記録しておく

 

Practice0　HARK Designer とは

  • ウェブブラウザ上でHARKのネットワークをプログラミングするためのGUIツール
HARK Designer の画面

HARK Designer の３通りの起動方法

  1. HARK Designer HARK logo をクリック
  2. ターミナルで hark_designer と入力
    3. $ hark_designer
  3. ブラウザーで http://127.0.0.1:3000/ と入力
    4. http://127.0.0.1:3000/

Package の導入（ノードをアクティベートする）

  1. HARK Designer の Preference をクリック
    2. Preference の選択
  2. Package をクリックし，すべてのpackagesを選択
    3. Prackages の選択
  3. Packages の導入状況を確認
    4. Packages の指定

HARK Designer の概要

  • HARK Designer のウィンドウとパネル
    • HARK Designer のパネルの名称
  • HARK Designer のトップパネルの意味
    • HARK Designer のパネルの名称
    • Execute: ネットワーク実行
    • File: ファイルマネージャ
    • Save: ネットワーク保存
    • Clear: ネットワークのクリア
    • Preferences: 表示設定
    • Help: ヘルプ
  • 重要：　何か問題が発生した場合, まず保存してから, リロードや再起動を試みてください.

HARK Designer ネットワーク

  • ネットワークは，データ処理を表すノードとデータの流れを表すリンクから構成
    • HARK Designer のパネルの名称
  • サブネットワークにより，階層構造を持つネットワークを構築
    • HARK Designer のパネルの名称

HARK Designer: ノードの追加をしてみよう

  • Constantノード（Generalカテゴリ）を配置
    • ノードリストパネルのカテゴリから選択
    • ドラッグ＆ドロップで移動
    HARK Designer のパネルの名称
  • InputStreamノード（IOカテゴリ）をノード同士が重ならないように配置
    • ノードリストパネルの上の検索パネルからもノードを検索し，選択してもよい
    HARK Designer のパネルの名称

HARK Designer: ノードを接続してみよう

  • リンクの作成：配置した二つのノードを接続
    1. ConstantノードのVALUE端子をクリック　⇒　VALUE端子が赤色に変化
      2. ConstantノードのVALUE端子
    2. InputStreamノード にドラッグ＆ドロップで移動
      3. ConstantノードのVALUE端子
    3. ２つのノードが接続され，リンクが成立
      4. ConstantノードのVALUE端子
  • ノードが動かされると，リンクは追従ので，見やすく配置。

HARK Designer: シートを追加してみよう

  • シートのタイプ
    • subnet: コンテナを意味し，表示の簡略化や機能の再利用が可能
    • iterator: ループを意味し，設定された条件を満たす間は繰り返し実行
  • 新規シートを追加
    1. ＋をクリック
      2. HARK Designer でのシートの追加
    2. シートのプロパティを設定：　シートの名前は LOOP0, シートのタイプは iterator
  • HARK Designer　のシートパネルに反映
    • HARK Designer のパネル
  • 追加したシートは，Dynamic カテゴリにノードとして追加される

 

録音テスト

準備

  • ネットワーク（録音プログラム）のロード
    1. Fileをクリック
    2. Path を/home/hark/HARK_tutorial_2022/practice0/data に設定
    3. practice0.n が表示されるので選択
    4. フォルダ Folder をクリックし，ネットワークをロード
      5. HARK Designer のパネル
  • 入力デバイスの準備
    1. AudioStreamFromMic ノード を右クリックして, Property を開く
    2. DEVICE欄に plughw: + デバイス名を入力
      3. AudioStreamFromMicのProperty

TAMAGOによる録音

  1. Execute をクリックし，録音を開始
  2. ウィンドウがポップアップするので，Local を選択jして，OK をクリック
    3. Execution時のポップアップウィンドウr
  3. 適当に発話
  4. Stop をクリックし，録音を停止
  5. 録音された音響ファイルは sep_0.wav　という名で，ネットワークと同じfolderに入る
  6. 録音された音響ファイルは，File Manager （HARK Designerの）で好きなフォルダに移動できる
    7. Mifle Managerr

録音結果の再生

  1. Linux のFolder をクリックし，File Folderを表示
  2. HARK_tutorial_2023/practice0/data に進み，sep_0.wav をダブルクリックで再生
    3. FileFolderでの選択
  3. うまく生成出来たら成功

 

付録

HARK Designerを使用する上でのヒント

  • エラーメッセージが表示されたら，易しい英語で書かれていますので，読んでください．
  • HARKマニュアル，HARKクックブックは，PDFがお手元にあります．また，Webで公開されていますので，ご覧ください．
  • HARK FORUMで質問することができます．また，これまでのFAQも公開されています． URL:

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