6.7.23 ResizeMapVectorValues

6.7.23.1 ノードの概要

Map<int, ObjectRef> 型の ObjectRef の Vector 要素のサイズを変える.

6.7.23.2 必要なファイル

無し.

6.7.23.3 使用方法

どんなときに使うのか

Map<int, ObjectRef> 型の ObjectRef の Vector 要素のサイズを変える.元のサイズより小さくする場合は切り詰められ,元のサイズより大きくする場合は 0 が埋められる.

6.7.23.4 ノードの入出力とプロパティ

入力

INPUT

: Map<int, ObjectRef> 型の Map$<$ int , Vector<int> $>$ または Map$<$ int , Vector<float> $>$ または Map$<$ int , Vector<complex<float> > $>$ 型.

出力

OUPUT

: Map<int, ObjectRef> 型の Map$<$ int , Vector<int> $>$ または Map$<$ int , Vector<float> $>$ または Map$<$ int , Vector<complex<float> > $>$ 型.

パラメータ

Table 6.111: ResizeMapVectorValues パラメータ表

パラメータ名

デフォルト値

単位

説明

RESIZE_TYPE

string 

RELATIVE

 

要素サイズの指定方法.RELATIVE, ABSOLUTE から選択する.それぞれ,相対値で指定,絶対値で指定することを示す.

SIZE

int 

0

 

要素サイズ.パラメータ RESIZE_TYPE とで変更されるサイズが決まる.

DEBUG

bool 

false

 

変換状況を出力するかどうかの選択.

RESIZE_TYPE

: string 型. 変更する要素サイズを相対値で指定するか(RELATIVE),絶対値で指定する(ABSOLUTE)か選択する. デフォルトは RELATIVE.

SIZE

: int 型. 変更する要素サイズ.パラメータ RESIZE_TYPE が RELATIVE の場合,元の要素サイズを A とすると,変更後のサイズは A+SIZE になる.パラメータ RESIZE_TYPE が ABSOLUTE の場合,変更後のサイズは SIZE になる. 変更後のサイズが元のサイズより小さくなる場合は最後から切り詰められ,元のサイズより大きくなる場合は 0 が埋められる.変更後のサイズが負になる場合はエラーとなり,0 になる場合は空の Vector が出力される. デフォルトは 0.

DEBUG

: bool 型. trueが与えられると, 変換状況が標準出力に出力される. デフォルトは false

6.7.23.5 ノードの詳細

<例>

INPUT: { 0, $<$ 1 2 3 $>$ }, { 1, $<$ 4 5 6 $>$ }, { 2, $<$ 7 8 9 $>$ }

↓RESIZE_TYPE:RELATIVE, SIZE:2

OUTPUT: { 0, $<$ 1 2 3 0 0 $>$ }, { 1, $<$ 4 5 6 0 0 $>$ }, { 2, $<$ 7 8 9 0 0 $>$ }

INPUT: { 0, $<$ 1 2 3 $>$ }, { 1, $<$ 4 5 6 $>$ }, { 2, $<$ 7 8 9 $>$ }

↓RESIZE_TYPE:RELATIVE, SIZE:-1

OUTPUT: { 0, $<$ 1 2 $>$ }, { 1, $<$ 4 5 $>$ }, { 2, $<$ 7 8 $>$ }

INPUT: { 0, $<$ 1 2 3 $>$ }, { 1, $<$ 4 5 6 $>$ }, { 2, $<$ 7 8 9 $>$ }

↓RESIZE_TYPE:ABSOLUTE, SIZE:4

OUTPUT: { 0, $<$ 1 2 3 0 $>$ }, { 1, $<$ 4 5 6 0 $>$ }, { 2, $<$ 7 8 9 0 $>$ }

INPUT: { 0, $<$ 1 2 3 $>$ }, { 1, $<$ 4 5 6 $>$ }, { 2, $<$ 7 8 9 $>$ }

↓RESIZE_TYPE:ABSOLUTE, SIZE:2

OUTPUT: { 0, $<$ 1 2 $>$ }, { 1, $<$ 4 5 $>$ }, { 2, $<$ 7 8 $>$ }